【人工皮革と合成皮革は定義が違う】
展示会サンプルで人工皮革と合成皮革を混同して扱っているケースが見受けられました。 適正表記にするべく改めて掲載しております。
人工皮革:Artificial Leather。基材に特殊不織布を用いたもので、裏面の構造や機能、風合いまでを天然皮革に似せて作ったもの。不織布はマイクロファイバーなどによる緻密な構造を使用する。 合成皮革より価格が高い。
※家庭用品品質表示法では基材に特殊不織布を用いたものとあります。


合成皮革:imitation leatherやsynthetic leather。基材に特殊不織布以外の生地(編み地や織物)を使い、その上にウレタン樹脂をコーティングし肩織りして柄を入れて天然皮革に似せたもの。
※家庭用品品質表示法では基材に特殊不織布以外のものを用いたものとあります。


注意)どちらもポリウレタンを使用しているため加水分解による劣化やシミになり易い。また、暖房器具や日光なでも劣化があるので取り扱いに注意しましょう。
注意)合成皮革の樹脂層にポリウレタンではなく塩化ビニルを使われていることがあり、ドライクリーニングにした場合に表面が硬化する可能性が高く、また外観で判断が困難でもあるため要注意です。
天然皮革についても少し触れておきます。
天然皮革:real leatherやgenuine leather。鞣し(なめし)工程で皮のコラーゲン繊維に薬剤を浸透させ、繊維を安定化させることで柔らかく丈夫な素材に変化させます。
