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🍵🍪少し寄り道~ Vol. 19 

【ダウンの吹き出しは何故起こる? その2】

ダウンウェアを取り扱う際にきっと直面する羽毛の吹き出し。 代表的な例を挙げるので参考にしてください。

      ・表地に合わせた適正なミシン針・ミシン糸の選択がなされていない場合。

      ・表地に合わせたミシン調整やミシン備品なども確認しましょう。

      ・運針数が粗い場合。

ミシン目から吹き出しの対策例

      ・毛羽抜け抑制糸(ミシン糸)の使用。

      ・細身の針や摩擦が低い表面処理のLP針の採用など。

      ・針穴が塞がりやすい素材があります。 下記に参考例を記載します。

ダウンロック合繊素材(ポリエステルやナイロン)を染色との一貫加工を施すことで穴が塞がるようです。技法の詳細についてはわかりません。 済みません。

針孔が瞬時に塞がっておりますが、肝心の通気性などはどうなのだろうかと・・。 

      ・ミシンキルトに変わる手法。 下記に参考例をいくつか記載します。

・シームレス縫製: 

ホットメルト(熱で軟化するテープや接着剤タイプもあるようです。) 

ウルトラソニック(超音波を利用して摩擦熱で溶着する)

注意)シームレス縫製では縫い目にあたる部分を樹脂による圧着加工。 圧着樹脂にポリウレタンが使用されるケースが多く、着用状態にもよりますが3年程度で圧着部分が剥がれる可能性が高いため、表示などには注意をしましょう。 (リサイクルを考慮した提案が欲しいですね)

      ・二重織りを利用したダウン充填部屋: 縫い目でも樹脂でもない生地を織る段階でダウンを充填する部分を二重織りの袋状にする方法

      ・ADS(Advanced Down System)ダウン: オンワードの特許技術。 キルトステッチの代わりに特殊テープ(Zテープ)とメッシュを用いたステッチレス構造を採用し、毛羽の偏りや吹き出しを防ぎつつ、衣類内部で空気を循環させることができ、薄手でも高い保温性を実現しています。

      シンダウン(THINDOWN: イタリアの研究機関で開発された世界特許技術を取得している特許素材。ダウンとポリエステルを混紡しシート状に加工されたもの。素材の偏りを抑え、均一性の保温性な保温性を発揮します。

補足) ダウンパックを使った保温性の向上

ダウンパックのダブル構想: ダウンパックを互い違いに配置する方法。 前のファスナー部分には筒状にしたダウンチューブにすることで熱が逃げることを防ぎます。

※店頭からのクレーム相談においても、リュックやバッグなどで摩擦が原因で起こることや、圧縮して保存したため毛羽の形状が崩れる、あるいは表地の経年劣化などによるものもありますので都度対応をするようにしましょう。 

次回は「リサイクルダウン」を発信いたします。

 

 



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